第91回日本生化学会大会 × UJA
「世界で活躍していく若手研究者」のための企画
世界を結ぶ留学研究者コミュニティ「United Japanese researchers Around the world(UJA)」は、第91回日本生化学会大会で「世界で活躍していく若手研究者」のための企画を用意しています。日本・海外を問わず、今後世界を舞台に活躍していきたい研究者の皆様のご参加をお待ちしております。
United Japanese researchers Around the world(UJA)は、海外各都市にある日本人研究者コミュニティが手を結び、日本人研究者を有機的に繋げ各自のキャリアを支援する史上初のプラットフォームです。
留学を考える人へ情報・支援を提供する窓口の整備
日本・国際舞台において活躍し続けるための相互支援とキャリアパスの透明化
教育・科学技術行政機関との情報交換および連携
留学のすヽめ2018
日本人研究者が世界で活躍するためのプラットフォーム構築に向けて
9月24日(月・祝)14:50-16:50
海外日本人研究者ネットワーク(United Japanese researchers Around the world, UJA)が2013年に行ったアンケートでは、多くの研究者は海外留学への興味を持っているものの、留学への不安とリスクを感じていることが明らかとなっています。この不安とリスクの正体は、留学への情報不足であると我々は考えています。
今回の「留学のすゝめ」は、第91回日本生化学会大会のシンポジウムとして開催します。海外留学後に研究員、大学教員、民間企業、米国ベンチャー企業に着任された方々、あるいは米国でラボを主宰するに至った方にご講演頂き、研究者の様々なキャリアパスを紹介します。また、研究留学を支援する法人担当者の方々や、大学での学生指導の立場から、留学に対するサポート体制を紹介します。その後、会場全体でのパネルディスカッションを通して、日本人研究者が世界で活躍できる高機能なネットワーク構築ついて議論したいと思います。
これから留学を考えている研究者はもちろん、私たちと危機感を共有し議論を深めたいと思っている全ての方々の参加を期待します。研究者以外の方そして高校生の参加も大歓迎!
国立京都国際会館 第7会場(C-2)
2018年 9月24日(月)14:50 – 16:50
プログラム
14:50-14:55 趣旨説明(赤木紀之、本間耕平)
15:00-16:30
■三嶋 雄太(京都大学iPS細胞研究所)
「留学帰国後のキャリアパス:学振PD、科研費獲得と共同研究の経験から」
(留学帰国後、研究員着任の立場から)
■坂本 直也(広島大学大学院医歯薬保健学研究科)
「病理医としてのUJA、基礎研究との関わり」
(留学帰国後、大学勤務の立場から)
■黒田 垂歩(バイエル薬品 株式会社)
「留学後の企業就職:キャリアパスの多様化と人材流動化の観点から」
(留学帰国後、企業勤務の立場から)
■清水 佐紀(Maverick Therapeutics)
「アメリカで就職してみた」
(留学後、米国ベンチャー勤務の立場から)
■北郷 明成(University of California, Los Angeles)
「Surfin' USA」
(留学後、米国でラボ主宰者の立場から)
■古川 修平(日本医療研究開発機構/AMED)
「HFSP Postdoctoral Fellowshipsのご紹介」
(研究/留学支援担当の立場から)
■中塚 淳子(日本学術振興会/JSPS)
「日本学術振興会の学術研究支援事業 ~知の開拓に挑戦し、グローバルな研究ネットワークを築くために~」
(研究/留学支援担当の立場から)
■川口 哲(科学技術振興機構/JST)
「JSTにおける海外在住研究者への支援について」
(研究/留学支援担当の立場から)
■北原 秀治(東京女子医科大学)
(教員の立場から)
16:30-16:50 パネルディスカッション
オーガナイザー 赤木紀之(金沢大学)、本間耕平(慶応義塾大学)
UJA交流会
世界で活躍していく研究者のためのネットワーキング
一般 4000円、学生 3000円